介護初任者研修 講座選びのポイント5つ

介護初任者研修は今や必須

訪問介護や老親ホームなど介護施設で働く上で介護初任者研修は必須の資格です。「資格が無くても求人はあるよ」と言う人もいますが、あれは人材不足のために泣く泣く募集しているものなんです。介護は人と直接携わり、生活のケアをしていくお仕事です。利用者の健康だけでなく命にも関わるため専門知識を必要とされる職場である事を覚えておいてくださいね。

 

介護初任者研修なら実際に現場で必要とされる知識や技能を学ぶことができます。また介護という仕事に向き合うための心がまえも同時に学べますので、介護職を目指しているなら必ず介護初任者研修は取得しておきましょう。

施設自習が無くなって負担が軽減

ホームヘルパー2級から介護初任者研修へと制度が変わり、施設実習というものがなくなりました。ホームヘルパー2級 の時は実際に利用者さんがいる施設での自習が30時間義務付けられていました。
しかしその実態はただの見学であったり、雑用をさせられるだけといった事例も多く、スキルの向上に役立たないのではないか?ということで介護初任者研修 では廃止されるようになりました。

 

施設実習はなくなりましたが、介護初任者研修ではその分以上に、スクーリングでの実習時間が増えています。スクーリングでの自習とは同じクラスの仲間たちと共に車いすの介助の方法や寝たきりの方の寝返りのさせ方、体に麻痺がある方の服の着替え方など、実際に現場で必要な技能を身に着けていきます。また、介護する側、される側に交代し、それぞれの気持ちや気付きについてディスカッションする、といったことを介護初任者研修では行っていきます。

 

何時間も講義を受けているだけというのは辛いですが、介護初任者研修では体を動かしながらみんなと進めていく実習が多いのであっという間に時間が過ぎていきますよ。

 

自宅介護でも活かせる基礎知識

介護の基礎知識を持っているかいないかで自宅介護の苦労は大きく違ってきます。ベッドからの起き上がらせ方や車いすへの移乗、とっても体力を使いますよね。お世話する側が女性ならなおさらではないでしょうか。介護初任者研修ではこういった体力のいる動作を軽減する方法も実際に体験しながら学べます。

 

また、認知症にも様々な種類があることや対応の仕方についても学ぶことが出来ます。人間、わからないから余計に辛くなる、ということは良くありますよね。どういった病気でどういった対処が正解なのか?知っているだけで心の負担も大きく軽減されるのではないでしょうか。

介護初任者研修の取得方法

介護初任者研修は全130時間のカリキュラムをこなし、最後の修了試験に合格すれば修了証がもらえます。130時間のカリキュラムの内訳は講義時間40時間(通信教育が多い) 実技スクーリング90時間(通学が必要)となっています。

 

このように介護初任者研修は通学が必須の部分と自宅学習(通信教育)でいい部分とがあります。ですので通学は絶対に必要で通信制だけでは絶対に取ることができません。現在、多くのスクールで主流となっているのが通学と通信の併用の講座です。通学のみで学習する講座も残ってはいますが年々少なくなっている印象を受けます。

介護初任者研修で学ぶこと

介護初任者研修では介護における尊厳の保持や福祉サービスの種類の理解、介護と医療の連携、老化や認知症の理解などを学びます。通信教育の部分はテキストで自宅学習をし、出された添削課題を提出する形になります。通信ですが課題があるのでしっかり時間をとって勉強しましょう。

修了試験に落ちたらどうなる?

介護初任者研修の試験はほとんど全員が合格するという難易度の低い試験です。ですが、もし落ちたら・・・と考えるとちょっと不安ですよね。でも安心してください。修了試験にもし落ちても再試験を受けることができます。スクールによって有料の場合もありますが、確実に資格をもらうことができるでしょう。それまで学んだことや受講料が無駄になることはないので安心してくださいね。

 

注意が必要なのが地元の福祉法人などが不定期で行っている講座です。中には再試験が受けれなかったり、再試験まで相当な期間を待たされたりする、といった話もあるのでそのあたりは講座選びの時点でしっかり確認しておきましょう。